なかよしの木１０

時数　　　13 / 21

活動名　「プレゼントの設計図を書こう」
ねらい：「なかよしの木」に落ち葉を使ったプレゼントの設計図を書くことによって，プレゼント作りをする意欲を高める。

展　開

教師の働きかけと予想される子供のあらわれ	子供を支える手だて
	・Ｂ５の大きさで無地の上を配り，自由な形式で設計図を書く。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・自分が分からないことは積極的に調べる子供であってほしい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・目指す本がどこにあるのか，本の場所を教える。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・教師は，持ち物や材料について無理はないか，適切であるかどうかをアドバイスする。
プレゼントの設計図を書こう。　　　　　　自分が分からないことは，調べにいこう。
・図書館　・絵本の部屋　・子供の部屋　・１年生の授業　・１年の先生　・自然は僕らの友達だ
調べ終わったら，プレゼントの設計図を書こう。
・落ち葉のネックレス　・数珠の首飾り　・数珠の指輪　・名刺　・松ぼっくりの飾り　・すすきのふくろう

考　察

　第１３時は，「なかよしの木」にプレゼントを贈るための設計図を書いた。これは第１１～１２時の反省に基づくものである。子供たちは何をどの様に使ってるれ前途を作るかを考えていないから，意欲的にならないのではないかと考えた。そこで，自分は何をするのかという目的を明らかにすることにした。

　授業の中では，プレゼントのイメージを膨らめるために図書館にいったり，１年生の作品を見にいったりと実践的な態度がみられた。しかしここで問題なのは，図書館などにいったグループである。図書館にいって本を捜そうとするのはよいのだが，目指す本をなかなか見つけ出すことができない。そのため，授業時間の大半を本捜しで終わってしまうことがある。これでは時間がもったいないので「自然はぼくらの友達だ」など，教師がある意図をもって作成した冊子を使わせることがよいのではないかと考える。

　設計図は絵で表現するだけでなく，持ち物や材料などについても記入した。こうすることによって，子供自身が何を作るのかという目標を明らかにし，次時に速やかに活動に入っていけるのではないかと考えた。