なかよしの木０９

時数　　　11～12 / 21
活動名　「はっぱを取りにいこう」
ねらい：「なかよしの木」に落ち葉を使ったプレゼントを贈るために，落ち葉を拾いにいく

展　開

教師の働きかけと予想される子供のあらわれ		子供を支える手だて
		・意欲的に落ち葉拾いをしてほしい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・色のついた葉のあるところへ，教師が子供を案内する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・子供の意欲によって，たくさん拾う子，余り拾わない子がいると思うが，教師がどのくらい拾うとよいか教える。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・木に思いやりの心をもって接してほしい。
落ち葉を拾いにいこう。
【動物公園】・イチョウ　　　　・南京ハゼ　　　　・紅葉	【　桜公園　】・桜　　　　　　　・ケヤキ
【　１９棟　】・サイカチ	【中央公園】・ケヤキ　　　　　・百合の木

集めた葉を，本などにはさもう。

考　察

　第１１～１２時は，「なかよしの木」にプレゼントを贈るため，落ち葉を拾いに安倍口団地方面に出かけた。安倍口団地には，いろいろな樹木が植樹されている。秋になると色づく木も多い。（桜・ケヤキ・南京ハゼ・紅葉・銀杏・サイカチ・ホルトノキなど）そこで，これらの落ち葉を拾い集めることにした。子供たちは，たくさんの落ち葉を拾おうとするのではなく，数ある落ち葉の中でも美しい落ち葉を拾おうとする傾向がある。そのため，後でプレゼントを作るときに，足りないのではないかな，と思えるくらいの量の落ち葉しか集めようとしない。子供自身の中に，はっきりとしたプレゼントのイメージがないためであろう。子供たちが意欲をもって落ち葉拾いをするためには，自分が何を作るんだというイメージをしっかり持たせてから，落ち葉拾いをすればよかったと考える。

　子供の中には，木に登り枝を折って紅葉の葉を集める子供もいた。「木がかわいそうじゃあないか」という声が出ないかなと待っていたが，子供の中からはそのような声が出てこなかった。「なかよしの木」に対する愛着の気持ちだけではなく，木全体に対する親しみの気持ち・愛情と言ったものを育てなければならないと感じた。