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6年生を送る会の出し物(劇)

題 : 大明神(学校のシンボル)が見守った6年生。劇は実話をもとに作るとウケます。 

森竹高裕



大明神ナレーション1
わしは、大明神。ずっとずっとその昔からこの学校の運動場でたくさんの子どもを見守ってきた。今年の卒業生のこともよーく知っておるぞ。あれは、入学式の時じゃった。(シャラーン)

コント1 入学式

 A :ええん、ええん。行きたくないよぉ。
母 親:何を言っているの。今日から小学生でしょ。
 A :小学校はいやだよぉ。保育園がいいよぉ。
母 親:保育園はもう卒業したの。もう行けないのよ。
 A :行けなくても行きたいよぉ。だって友達がいるんだよぉ。
母 親:小学校に行けば、新しい友達と会えるじゃない。
 A :(急に泣きやんで)あっ、そうか。
    ぼく、小学校に行くよ。(と、すたすた歩く)
みんな:わー(と集まってくる)「なかよくなろうね」「なかよくなろうね」…
    (とみんなで言い合う)
大明神:こうして、誰とでも仲よくなれるということを学んだのじゃ。


コント2 自然教室

 B :今日はスキー教室だ。楽しみだなぁ。たくさん雪があるといいな
運転手:さあみんな、出発するよ。
みんな:やったぁ、やったぁ。(と大騒ぎする)
    「スキーの歌」を歌いながら、バスに乗っていく。
運転手:雪がありすぎて、もうこれ以上進めません。学校に引き返します。
みんな:えぇ! 聞いてないよぉ(と怒る)
運転手:そんなことを言ったって、無理なものは無理なんです!(キッパリ言う)
みんな:(しょんぼりとうなだれて)学校に引き返す。
大明神:こうして、自然の力には逆らえないということを学んだのじゃ。


コント3 遠足のおんぶ

大明神:春の遠足のことじゃ。動物園に出かけた。
動 物:(サル、ゴリラなど動物のまねをする)
みんな:道に迷ったように出てくる。
 C :チェックポイントはどこなんだろう? 道に迷ったかな?(しばらくさまよう)
1 年:もう、足が痛くて歩けないよ。
 C :しょうがない、おんぶしてあげるよ。
    (しゃがんでおんぶのかっこうをする。)
1 年:わーい、ありがとう。 
(6年生の上にのる)
 C :うわー(つぶれてしまう)
大明神:やさしくすることは大変だということを学んだのじゃ。


コント4 持久走大会

大明神:1月には持久走大会があった。
先 生:さぁ、いっしょうけんめいに走れー
6 年:はーい(その場でたくさん足を動かすが、少ししか進まない)
先 生:それでも走っているのか。歩いている先生より遅いぞ(歩いてぬき去る)
    (6年生はもっといっしょうけんめいに足を動かす) 
 D :もうだめ。疲れて走れない。(女の子風に話しその場にしゃがみ込む)
 E :何言っているの。最後までがんばるのよ。
 D :うん、がんばるわ。
 F :あっ、ゴールが見えてきたわ。(ゴールテープ役の2名あらわれる)
    (テープにつきそうになったら、ゴールは逃げる)
 D :ちょっとまってー 
大明神:苦しいことやつらいことがあっても、最後までがんばったのじゃ。(シャラーン)


大明神ナレーション2
わしの頭も今はこんなんじゃが、春になればまた芽が出てくる。(頭の後から、新しい芽が出てくる)6年生の諸君、わしの頭に芽が出てくるのと君たちが中学校に行って芽を出すのと、どっちが早いか競争じゃ。

ナレーション
6年生は、ひもを引っ張ってください。(銀杏の葉が舞い落ちる)



5年生全員の言葉
   男子   ぼくたち
   女子   私たちは
 (   ) 6年生のやさしい気持ち
 (   ) 6年生の     気持ち
 (   ) 6年生の     気持ち
 (   ) 決して
 (   ) 忘れません
 (   ) 6年生のみなさん
   全   ありがとうございました


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