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たのしい授業（仮説社）2010／６月号にドラクエドッチ（ドラゴンクエストドッチボール）が載っていました。王様ドッチボールの発展系です。各人に職業（能力）を与えているところがミソ。レポートを読むと、低学年から高学年まで、子どもたちに大人気だそうです。導入時に少し職業を絞って、やってみました。慣れたてきたらフルバージョンにしようと思いました。
基本的には「王様ドッジボール」と同じ。その「王様ドッジボール」のルールを元に、さらに特殊な能力をもつ〈職業〉を設定するのが「ドラクエドッジ」です。誰でもどれかの職業になることができ、それぞれの能力を生かした攻撃や守備を、チームで考えて戦うことをたのしみます。職業を表す色のゼッケンをつけることで職業を区別します。
◇用意するもの
ボール１つ、色ゼッケン６種類（１〜５枚）
◇各職業の人数の目安（１クラス３０人で１チーム１５人の場合）
職業 導入時の人数
王様 １人
僧侶 ２人
魔法使い ２人
スライム １０人
◇導入するステップ
（１）ルールを説明する。
（２）職業を４種類に限定してやる。（導入時の人数は上表）
（３）慣れてきたら、職業を６つに増やす。 …詳しくは「たのしい授業（仮説社）2010／６月号」を見て下さい
◇職業と役割
王様
特別な能力は何も無い（ボールを取ったり投げたりすることはできる。普通のドッジボールと同じ）。王様があたったら負け。
僧侶
敵をアウトにすると、仲間を１人生き返らせることができる。
魔法使い
投げた球に魔法がかかリ、バウンドしても転がっても、触った敵をアウトにできるようになる。魔法使いだけは魔法使いの投げた球に触ることができる。
スライム
１人でいるときは特別な能力は無いが、スライム同士で肩を組むとキングスライムになれる。キングスライムは、当てられると５秒間バラバラにならなければならないが、アウトにはならない。
◇実践をしてみて
スライムがよかったです。キングスライムになることで、ドッチボールを嫌いな子が楽しめ男女が一緒に固まることで（こうしないと不利だから）より一体感が出ている感じがしました。
．指導案