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苦手な子も楽しめるサッカー

　　ルールの工夫で、苦手な子も楽しめるサッカーです。

森竹高裕

１．鬼ごっこ
　(1) 数人で輪を作る。
　(2) １〜２人の鬼を決めて中央に置く。
　(3) 鬼に取られないようにパスを回す。
　(4) 鬼がボールをタッチしたら交替。

２．２ゴール２ボールミニゲーム
　(1) 正方形のコートで各辺の中央にカラーコーンのゴールを作る。
　(2) キーパーはなし。ボールは２個。
　(3) 相手のゴールにシュートしたら１点。
　(4) どちらのボールにどう絡んでいっても可とする。
　※　敵の守りの薄い方を攻撃するなど攻守の切り替えが早い。

３．パスｄｅゴールゲーム
　(1) グラウンドの２カ所×２チームにリングを置く。
　(2) リング内にゴールマンを置く。
　(3) 自チームのゴールマンにパスが届けば１点。

そのほか工夫していること

• チーム決めは戦力が均衡するよう、子どもに聞きながら編成する。人を入れ替えながら「これでいいか」みんなが納得するまでやる。途中トレードもありとするが、一度決まるとあまり変えたがらない。
• 得点は「女子２点」など、ハンディをつける。最初はスポ少の子が一人でゲームをやろうとするがやがて、パス回しをする。女子２点というより「１チームで２人は２点」の方がいいかもしれない。
• スポ少の子はミニ先生でチームリーダーにさせ、練習・作戦などを任せる。　「いつもコーチに教わるようなことを今度は君がやりなさい。」
• ・サッカーは本式のゲームにこだわらない。だれもができる各種のミニゲームにする。スポ少には「スポ小のサッカーではなく、多くの子が参加できるサッカーです。リーダーになって協力してほしい」とお願いする。