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雪は人の暮らしに不便を強いるものだ。しかしこの雪を逆に利用してまちづくりをしているところがあることを学んだ。
・冷たい ・重い ・屋根が丈夫
・雪かき ・めんどくさい ・雪で遊べる
・大変 ・家の造りが違う ・危ない
・家が高い ・除雪車が必要 ・電気代がかかる
・準備が必要 ・道が凍ってしまう ・家の屋根が急
・三角電話ボックス ・窓が二重 ・階段がある
・階段に手すりがある ・信号機が縦型 ・家の外に灯油タンク
・冷蔵庫の代りになる ・疲れる ・スキーができる
・道や家に工夫している ・事故が起きやすい
・家を出るまでに時間がかかる ・工夫が一杯ある
たくさんのイメージが出された。このイメージを３つに分類することにした。
［とく］や［そん］の観点は、静岡にもあったらいいな、と思えるかどうかということにした。静岡にあってもなくてもどちらでもいいときには［どちらでもない］とした。この［どちらでもない］が、雪国ならではの工夫ということに分類される
〈とく〉
・屋根が丈夫 ・雪で遊べる ・冷蔵庫代りになる
・スキーができる ・階段に手すりがある
〈そん〉
・冷たい ・重い ・雪かき
・家を出るまでに時間がかかる ・面倒くさい
・大変 ・危ない ・疲れる
・除雪が必要 ・電気代がかかる ・準備が必要
・道が凍ってしまう ・階段がある ・事故が起きやすい
〈どちらでもない〉＝生活の工夫
・工夫が一杯ある ・家の造りが違う ・道や家に工夫がある
・家を高くしてある ・家の屋根が急 ・三角電話ボックス
・窓が二重 ・信号機が縦型 ・家の外に灯油タンク
・電線に雪がつかないようになっている。
こうやって仲間わけしてみるとずいぶんと［そん］なことが多いことがわかる。しかしそれと同じくらいの工夫があることもわかった。
・できない
冬が大変だからといって雪の降らない静岡のようなところへ引っ越しできるわけではない。住む家を見つけ仕事を探さなくてはいけないのである。このことは子どもたちにも理解できた。
・雪のお祭り ・スキー
などの考えが出された。じつは安塚町の人々は、発泡スチロールに雪を詰めて雪の宅配便として、全国で初めて売り出したのである。これが前回の授業で教室にやってきたスノーマンなのである。当初こんなものが売れるのかという反対の声もあったが、雪の降らない地方の子どもたちがスノーマンを大歓迎した。わが５年１組でも大好評であった。ほかにも雪冷房システムを導入してクーラーとして利用していることも話した。このように安塚町の人々はまちの特徴を生かしてまちづくりをしていることを説明した。