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くらしと情報４

コンビニ店長バーチャル体験をしよう

森竹高裕

　テレビ番組表を見ていたら、１日に何回も天気予報をやっていた。それだけ天気予報を必要としている人たちがいるということである。今回は、コンビニにスポットを当てて情報（天気予報）と商売の関係について体験的に学んだ。まずはコンビニクイズである。

Q1　何を何個仕入れるかという商品の注文は、誰がしているか　A.お店の人　B.コンビニの本部　C.全国どこでも同じ
Q2　売れ残ったお弁当はどうしているか？　A．売れるまで置いておく　B.お店の人出わける　C.お金を出して引き取ってもらう
Q3　商品の注文はどのくらいの期間の物を注文するか？　A.一月分　B.1週間分　C.1日分
など

コンビニ店長バーチャル体験をしよう

　少しだけコンビニのことが分かったところで、コンビニ店長バーチャル体験をした。まずお弁当を仕入れる。サイコロで天気を決める。天気によって売れる数が違うので、この数に応じて店の収支を出した。天気予報をもとにお弁当仕入れるが、なかなか黒字が難しかった。

ワークシート（一太郎ファイル）
http://sirius.la.coocan.jp/syakai/5/konbini.jtd
　５日間分ありますが、１時間の授業の中では３日間くらいが適当だと思いました。

コンビニ店長をやって、私たちの生活に情報は大切だと思いましたか？

• コンビニでやってみたけど、晴れのつもりいたら雨だったので、それでちょっと赤字になったから、そういう情報はなくてはならないものだと思った。商売の人、漁業の人、農業の人などです。もし情報がなければ、晴れだの雨だの言って経済が混乱すると思う。
• 一日コンビニ店長をやって、私は−９万円と大赤字でした。天気は人間の力で変えることはできなくて、運次第だから当てるのは難しい。コンビニの店長はすごいと思った。
• 一日コンビニ店長をやったら、雨や晴れによって何個注文したらいいのかを決めるとき、天気の情報が分かっていないと、何個買えばいいか分からなくなってしまうし。情報がなかったら、明日の天気は何だろう。交通情報はどうなっているだろう、とみんなパニックになってしまうから情報は大切だと思います。

やり方
（１）お店では一日にお弁当が１５０個売れます。お弁当は３５０円で仕入れ、５００円で売ります。明日の天気は降水確率３０％です。
（２）仕入れる数を決める。
（３）サイコロを振って天気を決める。
　　例：降水確率３０％のとき　…�@，�A→雨　�B，�C，�D，�E→晴れ
（４）表の式に従って計算する。
　　　　　　　　　　　　　　　　〈晴れ〉　　　　　　　〈雨〉
　　１５０個注文の時　２万円の黒字 　　７５００円の黒字
　　６００個　　　　　　　４万円の赤字 　　　１５万円の赤字

　※計算は電卓を使うとよい。１時間で３日分くらいが適当。