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藁科川と人々の暮らし２３

川根町に行って来ました　

森竹高裕

　天候にも恵まれ川根町に無事いってきた。大井川鉄道から見える風景は大井川、茶畑、山々で、子ども達は車窓を楽しんでいた。家山駅についたとき「どこかで見たような気がする」「中藁科と似ている」という声があがったほどだ。まちを少し歩くと製茶工場があり「佐藤園のライバルだ」雰囲気がよく似ているのである。

　桜トンネルの桜茶屋まで歩き川根町役場産業課（観光協会）のＫ村さんから川根町のまちづくりについてお話を伺った。

川根町のまちづくりについてお話を伺おう

• 景観を生かしたまちづくりをしています。地形を生かした自然公園を作っています。
• 川根町のお祭りは、春は桜まつり、夏は野守の池でボートレース、秋はふれあい収穫祭をしています。特に桜まつりは１万２０００人と川根町の倍の人が来ます。
• いろいろな人がいるのでそれぞれの楽しみに合わせて行事をやっています。
• 　・昔からある風景は好きだし、大切にしたいと思っています。

　全てを書ききれないが、Ｋ村さんの川根町に対する思いがよく伝わってきた。昼食はそのまま桜茶屋でいただくことになった。ちょうどこんにゃくを作っているところで「やってみる？」と声をかけられ、腕まくりをしてこんにゃくづくりにも挑戦した。
　風もなくポカポカと日差しを浴びながらお昼を食べていると川根町のお茶、今作ったこんにゃく、お饅頭を振る舞ってもらった。その味のおいしいこと。「おいしい、おいしい」とあっという間に平らげてしまった。食後はここで川根町の名物さがしである。お茶羊羹、こんにゃくなどこのまちならではのものをおみやげにした。帰りがけには、親水公園がありとても刺激を受けた。「こんなところがあるといいな」という声が聞こえてきた。