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お茶の里２４

これからの中藁科のお茶

森竹高裕

　これまで私たちの地域にあるお茶について様々なことを学んできた。これから私たちとお茶はどのように関わっていくのだろう。将来の中藁科のお茶について考えた。

これまでお茶のことがいろいろわかってきました。お茶と人はどうなっているか振り返ってみよう。　

　・おじいさん、おばあさん：お茶をやっている
　・お父さん、お母さん：会社に出てる
　・子ども：どんどん減っている

未来の中藁科のお茶畑はどうなっていると思いますか。　（増えている　・　同じ　・　減っている　）　

　未来といっても自分たちがお父さん・お母さんになる３０年後を想像させた。「結婚や仕事で中藁科から出ていく人もきっといるよね」と話すと「いやだ。ずっといたいんだけれど」というつぶやきも。

　子どもたちの想像は〈増えている〉１人〈同じ〉２人〈減っている〉１３人であった。理由を尋ねてみると

〈増える〉

• 何となく増えていると思う。

〈同じ〉

• 今やっていた人がお茶をやる。
• 野菜畑を茶畑に変えたりして全体としては同じ位になっている。

〈減る〉

• 子どもの数が少ない、ということは大人になる人が少ないからお茶をやる人も減る。
• 家の裏の山もだんだん仕事をやる人が歳をとってきて上の畑は荒れているから。
• 大人になってもみんながお茶をやるわけじゃないし、私もそうだけれど他の仕事やってみたいという夢があるから。
• お父さんお母さんも普段からお茶をやってないから急にはできない。

大人の人たちにも将来の茶畑はどうなっていると思うかインタビューしてみよう。

　こうして大人にも意見を聞くことにした。