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お茶の里１５

Ｉ小学校６年生との交流会にむけて

森竹高裕

　市内のＩ小学校６年生と交流会をすることになった。Ｉ小学校も総合的な学習でお茶をテーマに学習をしている。今回これまでの学習成果を中間発表するということなので、その発表を聞かせてもらうことになった。

　本校は、お茶の生産地である。このお茶は、茶市場に出荷される。出荷されたお茶は、次に問屋に出される。問屋ではお茶を仕上げて店頭に並べる。この問屋の多くが一番町にある。お茶という産業を通して小学校間のつながりに発展できるのが総合的学習のならではのよさといえそうだ。Ｉ小学校の中間発表会では、本校も発表させていただけるということなので発表の準備をした。

これまで学習してきたことで、相手の学校の人に伝えたいことは何だろう。

　・お茶摘み
　・手もみ茶のこと
　・お茶のある場所の地図
　・お茶探検
　・摘んだお茶はどこに行くか
　・お茶の入れ方
　・インタビューして聞いたこと
　・お茶工場の様子

　これまで学習した内容が「伝えたいこと」として子どもの胸に落ちていることを嬉しく思った。グループ作りをして次のようなグループを作った
相手に何を伝えるのが発表の内容を考えることにした。

Ｉ小学校の人にどんなことを伝えるのか発表内容を考えよう。　

　やった活動、調べた内容を漫然と並べただけでは相手には伝わらない。何を伝えたいのか数多くの中から絞るという作業が必要である。今回は各自がノートにまとめた内容をさらにメンバーで絞って発表用資料（八つ切り画用紙一枚）にまとめた。