シリウス/ 国語 / 社会 / 算数 / 理科 / 生活 / 音楽 / 図工 / 体育 / 道徳 / 学活 / 特活 / 総合

お茶の里６

４月５月の学習を振り返って。

森竹高裕

　４月５月の活動を振り返り６月７月の学習活動について計画を立てた。

４月５月にしたことには、どんなことがありましたか。　

　１．お茶畑をみた。
　　体育館すぐ横の茶畑のスケッチ。新芽が出ていた。
　２．ワラビとりをしてお茶畑に入った。
　　茶畑はずいぶん高いところにあることがわかった。
　３．お茶畑で働いている人をみた。
　　手バサミで刈ってかごの中にお茶を入れていた。
　４．お茶摘みをした。
　　手摘みのやり方を教えてもらった。
　５．手揉み茶を作った。
　　蒸したお茶をホットプレートの上で何度ももんだ。
　６．できたお茶をみた。（観察した）
　　パッケージされたお茶っぱは硬くて細くて丸まっていた。
　７．最高のお茶の飲み方を調べた。
　　家族にお茶の入れ方を尋ねてきた。家によってお茶の入れ方が違った。
　８．製茶工場に見学に行った。
　　製茶している工場の様子を見せてもらった。
　９．お茶の飲み比べをした。
　　同じお茶が、同じお湯でも味が違った。

　お茶の生産は５月６月のピークである。お茶の学習をするのにこの機を逃してはならない。［茶摘み］→［製茶］→［飲む］までを一気に体験した。
　さてこれらの学習を通してどんなことを学んだのだろう。自分の成長について振り返った。

４月５月の学習で自分ができるようになったこと・成長したこと・考えたこと。

• お茶畑の仕事でお茶摘みの仕方が大変そうだった。茶畑の仕事は大変だと思った。
• お茶摘みができるようになった。お茶は柔らかくてとりやすかった。
• お茶の入り方を知らなかったけれど、今は入り方がわかる。お茶畑の仕事を見て家の仕事とあまり似ていなかった。
• 手揉み茶でもむのができるようになった。初めは知らなかったけれど、見てわかるようになった。
• お茶の飲み方が分かった。前は時間や温度を気にしていなかったけれど、今は２分がちょうどよいということがわかった。
• お茶のことはよく知らなかったけれど、お茶の作り方が分かった。
• いつも家では入れ方を気にしていなくて、おいしいお茶じゃなかったけれどおいしい入り方を聞いて、入り方を気にするようになった。
• 前はお茶があまり好きではなかったけれど、摘み方とかを経験して好きになった。

　このような成長を確かめた後、次の展開について考えた。

お茶ができるまでは分かりました。次に学んでみたいことは何ですか

　図のようにお茶の葉っぱから製品になるまでを駆け足で学んできた。この膨らみを外へ広げていきたいわけだ。学んでみたいことをウェビングという方法でまとめていった。

• どういうふうに売っているのか。お茶の木の下はどうなっているのか。
• お店に出して残ったらどうなるの。何月くらいに製品ができるんです　か。
• どういうふうに値段をつけるんですか。どういうところで売っているんですか。

　たくさんの内容が出された。これらの中で関連項目の多さを考えつつ
「教室の外にでかけられるもの」
「自分たちで調べられるものはどれだろう？」
と考えさせ〈どこに売っているか〉〈どこにお茶畑があるか〉を追求することにした。