シリウス/ 国語 / 社会 / 算数 / 理科 / 生活 / 音楽 / 図工 / 体育 / 道徳 / 学活 / 特活 / 総合

お茶の里５

最高のお茶を飲もう。

森竹高裕

　自分たちで摘んだお茶を飲んでみた。せっかくなので最高においしく飲めるようお茶の入れ方も調べてきた。

班ごと自分の調べてきたお茶の入れ方を紹介しよう。

　・お茶をさます。
　・お茶を入れたらしばらく待つ。

などの発表が多かった。そこで班ごとに

一人一人自分の調べてきた方法でお茶を入れてみて、誰の入れ方が一番おいしいか飲み比べをしてみよう。

　班の人数は４人なので４杯のお茶を飲むことになる。普段、子どもはお茶を４杯も飲んだりしないが、目的があると違うものだ。
「一口だけでいいんだよ」
と声をかけたのだが
「一口だけじゃわからない」
と茶碗のお茶を全部飲み干していくのだ。その飲みっぷりにびっくりした。

　同じお湯、同じお茶っぱを使っていても味に違いがあった。子どもたちは「○○さんの入れ方がおいしい」と意見が一致する班が多かった。好みとしては、熱すぎないもの・濃すぎないものに人気が集まっていた。

お茶の入れ方比べをして、わかったこと・気づいたこと・考えたこと

• たくさんのお茶の入れ方があってびっくりしました。温度を気にしているのが多かったです。
• 入れ方が違うと味が変わる。苦いのと甘いのがあった。全部熱さも違った。
• 一人ずつやってみて人それぞれだった。お湯は熱い方がおいしい。急須への入れ方は湯飲みを近づけてからサッと入れる。
• Ｔちゃんのお茶が一番おいしかったけれど、ちょっとぬるかった。聞いてきたやり方をしてみたら、色はよかったけれど味が苦くて水道にこぼしてしまった。
• お茶の入れ方によってお茶の味も変わるとわかった。入れ方によって苦い味や薄い味があるとわかった。いろんなお茶でも試したらやり方は同じでも味が違うのかと思った。
• 入れ方で味が変わる。入れ方がいろいろあった。すぐにお茶の色が出た。
• お茶はぬるいお湯ではなくて熱いお湯の方がいいと思った。本当のお茶の入れ方があるのかなと思った。
• 同じお茶でもこんなにもたくさんの違いがあることがわかった。

　これまでやってきた４月５月の活動を振り返った。

これまでやったきたこと（４月５月の活動）　

　１．お茶畑をみた。
　２．ワラビとりをしてお茶畑に入った。
　３．お茶畑で働いている人をみた。
　４．お茶摘みをした。
　５．手揉み茶を作った。
　６．できたお茶をみた。（観察した）
　７．最高のお茶の飲み方を調べた。
　８．製茶工場に見学に行った。
　９．お茶の飲み比べをした。