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丸子川のヒミツを調べよう２

丸子川の問題づくり

森竹高裕

丸子川をずっと下って海まで歩いてみよう。

　丸子川をずっと下って海まで歩いていった。子どもたちはこのとき、いくつかの視点を持って、川を見ていた。
　ア．生き物
　イ．川の幅
　ウ．川の深さ
　エ．ゴミ

　というのも川に対する見方や印象が子どもによって違っていたのである。子どもたちが住んでいる場所はそれぞれ違うので、上流に住むのもは川幅が狭いと感じているし、下流の子どもたちは川幅は広いと感じている。では丸子川全体としてはどうなのか？ということで、海まで歩いて調査をすることにした。歩きながら写真を撮ってきたので、これを使って、前回よりも視点を絞ったマップを描いた。

川の地図を正しく写し、川幅、川の深さ、ゴミについて、気がついたことを書こう。

　１回目のマップは、かなり自由に書いた。ここでは主に動物や回りにあるものが書かれた。２回目のマップでは、川全体の姿を意識し視点を絞った。こうすることで、子どもたちの中に疑問や気づきが生まれてくる。

• 狭くなったり広くなったりしていたけれど、最終的には広がっていた。流れが早いところはゴミが少ない。最初はゴミが多かった。最初はとても浅かった。川はとても長くゆっくり流れる川だと思った。
• なぜ一つだけの川なのに、浅いところ、深いところ、幅の広いところ、狭いところがあるのか。
• なんで川によって深さとか幅が違うのか。
• 川にはいっぱいゴミが落ちていて、みんなが遊ぶときに困るね。
• 水は冷たいところやちょっとぬるいところがありました。なんてみんなゴミをゴミ箱に捨てないで、川に捨てるんだろう。
• 川はきれいだと思っていたけれど、汚いところもあった。