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ステキな大人になるために（二分の一成人式をしよう）４

素敵な大人とそうではない大人の違い

森竹高裕

　私は子どものころ、大人になれば自然と魅力的な人のなれるのだろうな、と漠然と持っていた。けれどもそうではなく、一口に「大人」といっても、いろいろな大人がいることにだんだんと気がついた。

　「素敵」と思える人もいれば、そうではない人もいる。この違いは何なのだろう。子どもたちと考えてみたことを図に表してみた。まずは素敵な大人についてのイメージを深めた。

素敵な大人とはどんな大人のことだろう？　班の人と相談しよう。

　・仕事をがんばる。ときには優しくときには厳しく。
　・優しい人。
　・人に親切にできる人。毎日働いて失敗してもあきらめない。
　・借金取りに追われていない。お金を無駄に使わない人

班ごとに相談して考えをまとめよう。素敵かどうかを見分ける違いはなんだろう。

　班のメンバーの考えを出し合って１枚の画用紙にまとめていった。見分ける違いとして、次のようなものが出された。
　・心がきれいか、汚いか？
　・優しい人、優しくない人。心がきれいな人、汚い人
　・心がきれいか、優しいか優しくないか。
　・心の広さが違う。心のきれいさ。性格が反対。
　・素敵な大人は親切とか人のことを思っている。
　・素敵な大人は心が優しく広いけど、そうでない人は心が狭くこわい人。
　・人のことを考えるか、考えないか。働く人と働かない人。
　・見分ける違いは、心と気持ち

　ステキな大人とそうでない大人の違いを図で表そう。

図のように違いがわかるようにイラストを使いながら表現をした。「みわけるちがい」を入れるとより違いがわかりやすくなった。