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子どもたちがずっと前から楽しみにしていた「買い物たんけん」に行って来た。家具団地前のバス停から白子までのバスの旅である。一般のお客さんもそれほど多くなく、快適なバスの旅だった。お金も思っていたよりスムーズに払うことができた。
ユニーには１０時前に到着した。お店の前にみんなで座り込んで開店を待った。「いらっしゃいませ」と警備員さんがドアを開けてくれたら、なぜだかみんな握手をしながら、入店していく。警備員さんも感動の面もちである。
お菓子を見たり、ジュースを見たり、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしている。Ｈさんは店員さんに何やら質問をしたいた。
Ｍさんが「困ったことがある」というので、話を聞いてみると「お母さんに頼まれた値段の缶詰がない」とのこと。困っているとＮ君がちょうどよいものを見つけてくれた。
あっちの店からこっちの店へとあわただしく動いていたのは、Ｙ君たち６班であった。白子の商店街で走り去っていくのを何度も目撃した。「今、何買っているの？」と尋ねると「忙しいから、後で話してあげる」とニベもなく断られてしまった。
甘栄堂で買い物をしたいたのは、Ｒ君とＴ君。美味しそうなお団子を買っていた。お店の人もニコニコしながらお団子を包んでくれた。買い物も、頼まれたものを買う子、自分の好きな物を買う子、いろいろだった。モヤシやピーマンを買う子もいて、きっと晩のおかずなのだろうなと察した。
あと３０分ぐらいになるとみんな走り始めた。「時間がないっ！」とたいそう慌てている。商店街の端から端へだーっ、と駆けている。Ｅさんたち班も「早く、早く」と言いながら、走り去っていった。
何とか買い物も無事終わり、またバスに乗って学校へ帰ってきた。