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「地球が汚くなっているよ」というつぶやきを受け、自分たちの身の回りは、どうなのか考えた。
これには、ほぼ全員が < きれいな方がいい > と答えた。
環境問題について、どの程度知っているのかを尋ねると
< ゴミ問題 >
・空き缶とか捨てている
・ゴミとか捨てる人がいる
・生ゴミとかは肥料にして、また使うことができる。
< 森林のこと >
・木を切りすぎて、息が吸えなくなっちゃう。
・木がたくさんあると、空気がきれいになる。
・木がたくさんあると、いい匂いがする。
・空気がないと死んじゃう。
・木があると、きれいに見える。
< 廃油のこと >
・油をそのまま流してしまうと、川に行って汚れてしまう。
このように、ゴミ問題・森林問題・廃油についての話が出された。私の予想よりもたくさんの話題が出た。
木を植えるという体験をしている子は、さすがに小数だった。ここでケナフという植物があることを紹介した。ケナフは地球に優しいと最近あちこちで取り上げられている植物である。ケナフについてまとめた資料を配り、何ができるのかを紹介した。
< 育ててみたい > 多数
・あさがおに似ている
教師主導ではあるが、こう呼びかけると全員が < やってみたい > と手をあげた。教材との出逢いは、期待を抱かせるものにしたい。
この後、早速種むきをすることにした。種は、昨年6年生が栽培したものである。種はあさがおに似ているが、トゲがある。「痛い、痛い」といいながらもハンカチで包んで種を割っていた。