自然とともに生きる２

酸性雨を知ろう・調べよう

　私たちの生活は、今や電気や車なしには成り立たないほどである。この電気や車を動かすために、石油やガソリンを燃やしてエネルギーを作っている。しかし、便利な生活の反面、石油やガソリンが燃えたときに生じたものが酸性雨となって自然に悪影響を及ぼしている。この酸性雨について学習をすることにした。

　・酸性雨が降ると当たったものが溶けてしまう。雨が酸性雨の水。
　・何かを溶かしてしまう。
　・普通の雨より酸が強く、物を溶かしてしまう。
　・酸性雨はあまりよくない。肌とかに当たったりしない方がいい。

　酸性雨について少し知った後、環境学習ビデオ「変わりゆく地球」（啓林館）というビデオを視聴して、酸性雨について理解を深めた。

　次に、実際に酸性雨について体験をしてみることにした。まず、

　調べたのは、水道水とその水道水に排気ガスを混ぜた水である。私の自動車から出る排気ガスをビニール袋に集め、振って水とよく混ぜた。無色透明だった水が、白く濁り見るからに悪そうな水になった。
　この水を、（１）リトマス紙（２）ＢＴＢ溶液（３）ｐｈ計の３種類の方法で調べた。

　水道水排気ガスを混ぜた水

リトマス紙変化なし変化なし

ＢＴＢ溶液緑（中性）黄（酸性）

ｐｈ計８.０６.０

　ビニール袋一袋分の排気ガスを水に溶かしてだけでも、ｐｈが大きく変化している。次は実験室で酸性を作ることに挑戦した。酸性雨とはｐｈが５.６以下の雨のことをいう。