シリウス/ 国語 / 社会 / 算数 / 理科 / 生活 / 音楽 / 図工 / 体育 / 道徳 / 学活 / 特活 / 総合

花から実へ５

トウモロコシの花粉を見よう

森竹高裕

　カボチャもタチアオイも、花粉は昆虫が運んでいた。他の植物はどうなのだろう。

カボチャやタチアオイは昆虫が花粉を運んでいました。他にも花粉を運ぶものには、どんなものがあるでしょう。

　この問いかけに対し〈風〉〈ヒト〉などが出された。そこで実際には、どんな植物がいるのか例をあげて紹介した。

　虫：カボチャ、タチアオイ。
　ヒト：人工的につける
　風：スギ、トウモロコシ、
　水：水草、ホテイアオイ

　ここで〈虫が花粉を運ぶ虫媒花〉〈風が花粉を運ぶ風媒花〉の違いについて考えてみることにした。

風で運ぶ花粉は、虫が運ぶ花粉と比べて、どこがどう違うのだろう？

〈花〉〈花粉の形〉〈花粉の大きさ〉〈重さ〉という４つの視点を与えて、虫が運ぶ花粉とどう違うのかを予想した。

　・花は、きっと小さい。花粉の形はきっと丸い。花粉の大きさは小さい。重さは軽い。
　・花は、大きいと思う。花粉の形は大きいと思います。重さは重いと思う。

　このように予想を立てたところで、風媒花の代表であるトウモロコシの花粉を見た。家でトウモロコシを作っているお宅からおしべをもらうことができた。

トウモロコシの花粉を見てスケッチをしよう

　・花は目立っていない。花粉の形は丸い。虫に運ばれる花粉はチクチクしている。
　　花粉の大きさは小さい。風に運ばれるから小さい方がいい。重さは軽い。
　・形はいろいろあったけれどトゲトゲは全然なかった。きっとすぐに取れるようにだと思う。
　・カボチャはタチアオイと違ってトゲがない。小さくて目であまり見えない。