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てんびんとてこ３

身の回りにあるてこ使った道具　

森竹高裕

　私たちの身の回りにはてこの原理を使った道具がいろいろとある。こうした道具を使うことで、私たちは便利に暮らすことができる。普段何気なく使っている道具を改めて見直すことで、てこの良さについて気づいてほしいと願った。

　まずは、てこの原理についておさらいをした。

どこがなんという名前の点だったでしょう。

　力点：力を入れるところ、
　支点：支えるところ、動かないところ、
　作用点：力がかかるところ、動くところ。　のように確かめた。

　この３点を確かめた後、栓抜き、ハサミ、ピンセット、パンばさみ、釘抜き、カッター台を取り出した。

身の回りの道具から、力点・支点・作用点を見つけよう。

　まずハサミで、一つ一つの点を確認した。ハサミも刃先と根本では切るときにかかる力が違う。課題がわかったところで、実際にものを触りながら動きを確かめていた。一番人気のあったのは釘抜きである。木の板に釘を打ち込んだあと釘抜きを使って抜いてみた。これも柄の先を持つか、根本を持つかで必要とする力が随分と違う。この他にもペンチや爪切りも置いておき同様に考えさせた。

身の回りにあるてこを使った道具を試して気づいたこと・思ったこと。

• 力を入れる場所によって、変わり方がある。危ないけれどどれも楽にできる道具ばかり。
• てこを使うと力はあまりいらなくて簡単。力点・支点・作用点の三つがないとできない。
• 身の回りには、てこ使ったものがいっぱいある。力点・支点・作用点があると軽くできる。てこ使ったものは、プリントに出ている以外にもあるかな。
• 力をあまり入れなくてもできた。周りにあるものにも力点や支点があるんだな。
• てこの原理は身近にあって家庭で役立っているんだなと思いました。
• てこの原理にはいろんな活用法がある。
• 釘抜きは根本を持っていることなかなか抜けないけど、柄の先を持って抜くと簡単にスムーズにきた。

　このように実体験を通してたくさんのことを学ぶことができた。
　児童用の作業シードに興味がある場合は、メールをください