天気の変化１

風の向きと雲の動く方向は関係があるか

この単元では、天気の変化していく様子について学習をしている。まずは運動場に出てこんなことから始めた。

気候もよく木陰に入ると風が心地よい。ぼんやり空を眺めているとうとうとした気持ちになる。それでも雲を眺めているといろんなことに気づく。

雲を見て思ったことは雲は風によって速さがすごく変わること。雲は形が変わっていたり、ちぎれたりすることがわかりました。
雲は校舎の近くの山に向かって右へ動いて行き、雲がとぎれたり、ついたりした。
雲は動くと形が変わる。動きが遅いのと早いのがある。
雲をじーっと見たことがないから、丸いのかなと思っていた。でも雲は丸いだけではなくて、ちぎれたり動いたりした。見たらボコボコのようなものがあって面白いなと思った。
なぜ、東から風が吹いているのに、雲が西へ行くんだろう。

雲を見ているといろいろと気づくようだ。どの方向に動いていか確かめた。

〈山から来た雲〉
　風によって動く方向が違う５人

はっきりたからなかったので

さて数日後、今度は屋上に寝転がって雲を眺めた。気候もよく風が吹いてとても幸せな気持ちだ。そのうちに風の向きと雲の動きも気づき始めた。

教室に戻って気づいたことをノートに書くと、“雲の動きは風とは関係ないのか？”と疑問を持つ子がいたので、これを学習問題として取り上げることにした。

関係があるかないか今の段階で予想するのは難しいので、どうやったら雲の動きを観察できるか考えた。雲の動きや天気のことがわかりそうなものとしては〈テレビ〉　〈新聞〉　〈デジカメ〉　〈スケッチ〉　〈ラジオ〉などがあげられた。そこで自分の観測方法を決めた。

〈新聞〉　６人

〈テレビ〉　５人

〈スケッチ〉　３人

初めはテレビで観察すると考えた子が圧倒的だったが、記録を残す方法が難しいことがわかり新聞に変更した。こんなところでも子どもがよく考えているのがわかった。