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ビニル袋に空気を入れて遊んだことで、子どもたちはいろいろなことに気づいた。子どもたちが気づいたことを一つにまとめてみると「閉じ込めた空気を押さえると空気の力が強くなる」ということであった。
ビニル袋に閉じこめられた空気を押せば押すほど、強く押し返してくるのだ。そこで、このときのビニル袋の中の様子を想像して絵であらわした。
空気を粒のようなものの集まりと考えた子が21人いた。この粒を「空気くん」「空気マン」などと呼んでいる。 空気が移動する様子を矢印を使って表した子もいた。 このように子どもたちは豊かに発想した。 |
空気が力を出すのは、袋を使ったときだけではない。ほかにどんな道具を使ったときに力を出すのだろう。空気が力を出しそうな実験の方法を考えてみた。
・マヨネーズの入れ物に空気を入れて押す。
・注射器にふたをして、上から押してみる。
・空気でっぽうの口のところを手で押さえて、棒をぎゅっと押してみる。
このように、いくつもの方法が出された。どんな時に空気が力を出すのか実験をして探っていく。