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子どもたちはビニル袋に空気を閉じ込めて遊んだところ、いろいろなことに気がついた。
・空気を集めて投げると、ゆっくり落ちてくる。空気はクッションになる。
・袋がぶつかると、後ろに下がる。空気の入った袋どうしをぶつけると凄い音が出る。
・押してもぺちゃんこにはならなかった。ビニルを叩くと痛い。
・空気にこんなにも力があるのはすごい。
このように気がついたことを今度は班ごとに発表しあって、ハテナ?を出しあった。
・空気は私たちにとっては軽いけれど、本当に軽いのか重いのか?
・袋に乗ったのに割れないのはなぜか。
・袋には、何人くらい乗れるのか。
・袋を縛った根元を握ると、空気が強くなるのはなぜか。
疑問が幾つかよく似ているので、これを一つにまとめて次のようにした。これが単元の学習問題として考えていくことになる。
子どもたちは小さなビニル袋に空気を入れて押さえたときの力のかかり方を調べた。このときのような力がかかったのか、手に感じた力を表にまとめた。
押さえる力 | 感じる力 |
そっと | ふわふわ |
ふつう | 少し押されている |
ぎゅっ | けっこう押される |
かなり | 押し返すしかない |
・ぎゅっだと、力が強かった。最高パワーだともっと強いと思う。
・そーっとは、ふわふわしていて、最高パワーはほにょほにょしていた。最初と最後はすごく違う触りここち。
・だんだんやるのを変えていくとすごい力が出る。