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オクラを育てよう１

オクラはどんな植物だろう

森竹高裕

子ども達は生活科の学習やこれまでの生活の中で、身近に見られるものを観察したり草花や野菜を育ててきた。３年生ではオクラを教材として取り上げ、種まきから種取りまでの植物の一生を継続して観察し、植物が育つ順序や体の作りについて調べていることが主なねらいである。
子ども達には一粒ずつ種を配った。種が小さいので大切に落とさないよう、そっと持って席まで戻っていく姿がかわいらしい。さて、種をもらったところで

オクラの種をよく見て観察カードに絵や文を書こう。

• 種みたいに線みたいなものがある。
• 大きさが５ｍｍで黄緑の種。
• 思ったよりもちょっと大きかった。緑の種だなんて一度もみたことがない。
• オクラの仲間はなんだろう？
• オクラは葉っぱの色に似ている。

２回目の授業では発芽直後の様子を観察した。

オクラの様子を観察して生き物きせつ新聞にまとめよう

• においはなくて、オクラはトンネルみたいになっている。ごわごわ固かった。
• さわったら固かった。まだ小さかった。
• 毛が生えていました。さわって見たらざらざらでした。
• においはあまりしない。縦５mm、横２ｃｍ５mm。

これから育てるオクラはどんな植物なのでしょう。育てる見通しを持つためにオクラについて調べた。

オクラはどんな野菜か調べてみよう。調べかた（図書室、家の人に聞く、インターネット・お店）

一口に調べるといってもいろいろな方法がある。情報集め、まとめ、整理していく中で情報を扱う力が育つのではないかと考える。子ども達の１番多かった方法は〈図書室〉であった。〈家の人に聞く〉という人が２人いた。子どもたちは早速、畑に詳しい先生のところに質問に出かけていった。