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影の実験をして子どもたちはどんなこと感じたのだろう。
観察をした後に影と太陽の関係について尋ねた。
・反対側にできる
という返事だったので、二人組でこのことを確かめた。
1.1人が自分の影を見て立つ
2.もう一人が背中合わせになる。遮光板を除いたときに正面に太陽があるかどうか、確かめる
背中合わせにして立つことで、反対側はよりイメージできたようだ。もう一つ「かげおくり」という影遊びをした。
見上げるのは雲のない部分よい。青い空に映ったかげおくりを見て「見えたぁ」という歓声が起きた。
太陽と影の関係について、理解が深まってきたところで
と尋ねた。〈動いている〉12人〈動いていない〉4人であった。
〈動いていない〉
・影を見ていて、1分くらいで動いての見たことがないから
・影が動いているように感じない。1時間でもあまり動いていないから。
〈動いている〉
・1時間でも影は動く、1分でも0.01mは動くと思う。
・太陽のように影は止まらないで動くと思う。
・太陽は東から西側に、1分ずつ太陽が動くと思うから影が動くと思う。
これ以上は考えが変わらなかったので確かめの実験をすることにした。
1分だと影が動いてかどうかほとんどわからない。「やっぱり動いていないよ」という声も聞こえてくる。
しかし子どもたちは考えを変えようとしなかった。影には動いているという確信があるようだ。Tさんが日時計と影の関係に気付いた。
・太陽は日時計になっているから影は動いていると思う。
みんなで日時計を見ていると、少し時間が過ぎれば必ず時計が動いていること確かめることができた。