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よく歌詞を知らない子がいたので、何回か歌って歌詞を覚えた。歌詞がわかってくるともう自然と隠れはじめてしまう。
ジャンケンを入れると、生き生きとしてくるから不思議である。子どもたちには、ペアを作らせて、窓側と廊下側に分かれさせた。「向こう側にいるペアに声が聞こえるようにしよう」と声をかけた。
ジャンケンの振り付けで歌ったあとは、隠れる振りもした。急に隠れるのは難しいので、いくつかのステップに分けた。
１．二組にわかれます。廊下側の子だけが鬼になります。壁に手を当てて、見えないようにしましょう。
２．窓側の子は、床に座って頭を隠しましょう。
３．今度は廊下側と窓側の役を交替しましょう。
４．このように役を決めて、何度か繰り返す。
５．廊下側と窓側に分かれて、「ジャンケンぽんよ」で勝ち負けを決めて、負けた子は鬼、勝った子は隠れる役になる。
このようにして初めて５．のように、お互いにジャンケンをしてオニになったり、隠れたりできるようになった。フー… 子どもたちの様子は
・仲の良いことペアになって隠れているが、頭隠して尻隠さず。
・隠れるところを工夫していた。何とか見つからないようにと、小さくなっていた。
・机の下などに身をひそめていた。
ペアの二人組は、一回やるごとに替えていった。リズムを打ちながら歌うことにも挑戦した。手で拍手を取るととたんに声が出なくなる。何度も繰り返しやっていくうちに声も出るようになってきた。
次はスピードアップ。最後の”よっといで”が終わったら座るように言うと、もうスピード競争のように拍手をしていた。