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声の小さい子に対する指導法

森竹高裕

小さい声でしゃべる子がいます。１年後に自信を持ってしゃべれるようにしてあげたいなあと思っているのです。いい指導方法はありませんか?

効果があるかどうかわかりませんが、以前、気づいたことを書きます。国語で詩の群読をしたら、子どもたちが大きな声を出したことがあります。詩は、言葉遊びの歌を中心に扱いました。普段、声の小さい子でも、喜んで大声を出していました。
「えっ、この子がこんな大きな声を出すんだ」と意外に感じたのです。音読はせいせいと大声を出せるみたいだね、と学年の先生と話しました。
扱ったのは、次の作品です。「はやく」「なまけ忍者」「かんがえごと」「大人マーチ」「お経」「早口ことばのうた」「いるか」

参考になる本は次のものです。どれもお勧めです。
「小学校　朗読・群読テキスト」（民衆社）
「みんなで読む詩・一人で読む詩　３あそびのうた」（ポプラ社）
「音読・群読ことばあそびハンドブック」（あゆみ出版）
「楽しい学級群読づくり」（明治図書）

以前、こんな指導をした先生もいます。子どもが燃える発問を考えるように努めていました。討論に熱くなると、自然と声は大きくなってきますね。