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形容詞について大爆笑の学習をした。まず「海」ということばを黒板に書いて
子どもたちは海という言葉からどんなことを想像したのであろう。次のような答えが返ってきた。
・サンゴの海
・波がくる海
・貝がとれる海
魚がとれる海、タイがとれる海、まだまだ出てきそうな雰囲気だったが、魚の名前ばかりが出てきそうなので、この辺でやめることにした。次は少しレベルをあげて形容詞になるような言葉をさがした。
少し意味が難しかったようなので、一番最後につくのが「い」になるような言葉であることを説明した。「わかった!広い海だ」という声が聞かれた。そこで、ほかにはどんな言葉があるかみんなで考えてみると
・広い海
・青い海
・きたない海
・大きい海
と説明したあと、子どもたちが考えやすいように、模造紙に書いた絵を見せた。模造紙には、赤ちゃん・男の人・女の人・ケーキを見てよだれをたらしている人・はだか踊りをしている人・考え込む人・せき込んでいる人などいろんな人の様子が描かれている。
さあ、子どもたちはどんな「○○しい」が見つけただろうか?
・さるらしい ・楽しい ・いやらしい ・アヤしい
・ブタらしい ・悲しい ・うらやましい ・むずかしい
・汚らしい ・美しい ・教師らしい ・おいしい
・かわいらしい ・新しい ・いやらしい ・ばからしい
・男らしい ・女らしい ・かわいらしい ・なれなれしい
・嬉しい ・苦しい ・わびしい ・ばからしい
・交通事故にあうらしい
などなどたくさんの「○○しい」が見つかった。
まさか今あげた「○○しい」人たちを自分にあてはめることなど思いもよらなかったので、子どもたちは「えー!」とてもアセっている。「サルらしいTくん」「あっはっは」「いやらしいKくん」「オレちがうよお!」「きたならしいKくん」「またあ!」「男らしいSさん」「ちが〜う!」「アヤしいSくん」「ギャハッハ」
あたっているいないに関係なく順番に読んでいく。変な「○○しい」になればなるほどみんな大笑い。自分のときに何になるのか急いで数えて、変な言葉になると思ったのかkさんが「まずいぞこれは」と叫んでいた。案の定「むなしいKさん」「あっはっは」
こんな調子で一時間中笑いっぱなしで授業を終えた。