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言葉と事実 4

アメリカのデパートの例え話

森竹高裕


野球についての例とアメリカのデパートの例のつながりについての学習をおこなった。

7段落と8段落は、つながっているでしょうか。それてもつながってはいないでしょうか。

実は、4567段落は、野球についての例で、8910段落はアメリカのデパートについての例について書いてある。7段落と8段落では、話題が変わっていることに気づかせようとしたのである。
 
すると < つながっている > < つながっていない > の両方の意見が出された。理由を聞くと
 
< つながっていない > 多数

< つながっている > 3人

理由を聞くとうなづけるものがある。確かに7段落も8段落も話としては、全く別のものであるが、根本のところではつながっていることがわかった。  
 8段落では、要旨となる文を探した。

8段落で一番大切な文は、どこでしょう。一文だけ選びなさい

 ・言葉のあたえる印象やちがいを積極的に利用したこんな話があります
 
要旨となる一文を正確に捉えることができた。次に

8段落で「言葉」と「事実」の部分があります。それぞれどこですか。

8段落にも「言葉」(書く人によって主観が入り込む余地)の部分と「事実」(おこったできごとで主観の入り込む余地のないもの)がある。それぞれ、どの部分がそうであるかを検討させた。
 
 ・事実は "アメリカのあるデパートで同じ種類の男子用ハンカチを売ったこと" で、言葉は1、2段落にあるような札の言葉だと思う。


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