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この未確認飛行物体というはなんとも可愛らしい詩である。普通に考えたら、ヤカンが空を飛んで砂漠の花に水などあげるわけがない。でもそうした表現ができるのが、詩や物語のよいところである。
このヤカンと白い花は、どのように出会い、これからどうなっていくのだろう。詩の前後を自由に想像してお話を作る楽しさを味わった。
別に正解があるわけではない。子どもたちは想像を豊かに膨らめて多種多様のお話を作った。こうして創った物語を交換して読みあった。
■出会い
その１
ヤカンは投げられてつまらなくなり、自分で夜だけ家を出ました。砂漠に来てみると、一輪の花が咲いていました。かわいそうになったヤカンはすぐに水をあげました。すると花は「ありがとう」と、小さな声でいいました。ヤカンはうれしくて、毎日毎日、水をあげに行きました。
その２
ヤカンが家出して砂漠に行ったら、一輪の花が寂しくあったから、毎日水をあげるようにしたら、花が「友だちならう」と言ったから仲よくなった。
□これからどうなる
その１
ついに告白。それで花の返事は「ご、ごめんなさい」お、おーっと。やかんがふられたぁ。
その２
ヤカンが他のいい花を見つけて白い花に怒られ別れる。
その３
ずっと、ヤカンは白い花に水をあげていたので、白い花も好きになりました。
その４
年をとってお互いに好きになる
その５
「ハーイ、ハニー。今日もおいしい水を持ってきたよ」
「あっ、ハニー、どうしたんだい？」
「わ、わたしは元気な子孫を残せたわ。よかった。あなたの願いをかなえ
られて。」
「そ、そんなー、ハニー。」
「悲しまないで。また私のように美人でかわいい子たちが生まれたのよ。
その子たちを、よ…ろ…し…く…」（ガク）
「ハ、ハニー」