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協力の大切さを知るグループゲーム

お説教をすることなしで、協力することの大切さ・欲張ることの無意味さを学ぶ　

森竹高裕

ゲームの手順

Ａ４など適当な大きさの紙を、グループの人数分用意する。 図のように、紙をいくつかに切り分ける　×人数分 マークを入れるなどして、表裏はわかるようにしておく。 全ての断片を集めてよく混ぜる。

人数分用意した封筒の中に適当に入れる。
参加者は丸くなって座り、一人１つの封筒をもらう。

リーダーから「封筒の中にある紙を合わせると、何かの形ができます。もしいらない紙があったら、真ん中に出してもいいです。真ん中にある断片でほしいものがあったら、もらってもいいです。周りの人と話をしてはいけません」と指示する。

封筒の中に余分な断片があるかもしれないことは、話さない。完成が難しいようだったらヒントとして「四角形ができるよ」と教える。
形を予想しながら、断片をつなぎ合わせて完成をめざす。




このゲームでわかること

封筒に入った断片を見て、参加者は何ができるかそれぞれ予想します。中には一度手に入れたものを、手放さない人もいます。いつまでもこっそり持ち続けようとします。でもお互いがいらない断片を出し合わないと四角形を完成することはできません。自分一人で得をしようとすることは、共通の目標を持つ全員にとってはマイナスになることを体験的に学ぶことができそうです。