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ダイヤモンドランキングという手法を使って、もっといいクラスにするためについてみんなで考えてみた。
こう尋ねると全員の手が上がった。うれしいものだ。
こう尋ねると、子どもたちの中から次の9つが出された。「ますますやった方がよいもの」と「直していった方がいいもの」があった。
〈助け合う〉 〈発表する〉 〈呼び捨てをしない〉
〈言葉遣い〉 〈友だちを大切にする〉 〈あいさつ〉
〈話を聞く〉 〈〜しようと呼びかける〉 〈誰とでも仲よくする〉
出されたものをカードに書き込み、下のようにダイヤモンド型のランキング表に並べた。
作成する一覧表(ダイヤモンドランキング)は次の通りである。数字は優先する順位
個人の中でランキングをつけたところで、
それぞれ考えが違うので、すぐには決まらない。しかし、ああだこうだ、といいながら考えをまとめていく過程が、実は大切なのではないかとか投げる。違った意見同士をまとめて、みんなで一つの方向を作るという点が、クラス作りでも同じであるからである。
各班の考えは、次のようにまとまった。
1位 2位
1班 あいさつ 友だちを大切に・呼び捨て
2班 友だちを大切に 助け合う・呼び捨て
3班 あいさつ 呼び捨て・助け合う
4班 呼び捨て 助け合う・発表
5班 助け合う 友だちを大切に・話を聞く
6班 呼び捨て 友だちを大切に・〜しようと呼びかける
・私は班のみんなでケンカをせずに話せたし、順位も早くできていろいろな考えを言えたのでよかったです。
・一人ひとり意見が違うからまとめたことはすごくかんばったと思う。大切なことばかりで難しかったけれど、何となく決められたからよかったよ。
・ダイヤモンドランキングをやってみんなの意見を聞いていると、どれもすごく大切なことがわかった。
・みんな順位が違うけど、みんな大事だなあと思った。だから授業でやったことをやっていきたいです。