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先日、掛川に出かけたときのこと。桜並木の葉がすべて落ちていました。桜の落ち葉は例年１１月頃です。まだ９月下旬だというのにおかしいな、とその時は思いつつ、そのままになってしまいました。後日、各地で桜の狂い咲きがニュースとなりました。猛暑で香水が少なかったため、葉から水分が出てしまいます。その乾燥を防ぐために葉を落としてしまったために、一度冬を通り越したと勘違いした木が花を咲かせてしまったようです。
中日がリーグ優勝をしました。落合監督はとてもよく選手のことを見ているのだそうです。試合前のノックを自らすることで、ノックを受けた選手の体調をつかみ、スタメンの選手を決めたり、選手の顔色一つ見ただけで、今調子がいいとか悪くて悩んでいるのかが分かったりします。
きっと子どもも同じなのではないかと思います。日々の忙しさに紛れてしまうことが多いのですが、よく見ているとその子の気持がつかめることがあります。発表したいけどどうしようと悩んでいる子の指先はわずかに動いたり、口がパクパク動いたりする。そんなかすかな子どもの気持の表れを逃さずにとらえてあげたいと思うのです。よく見ていれば、あなたが今わからない、できないと言っているのは、ここのところをこうすればできるのだよ、というアドバイスができると思うのです。友だち関係で悩んでいるのなら、どうしたの？と最初に声をかけてあげられると思うのです。
通信表をつけながら改めて子どもをよく見ることの大切さを確かめめした。
．指導案