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１２月に入り街はクリスマスの装いで一色になった。子どもたちの間でもクリスマスプレゼントのことが話題になり始めた。
そこでズバリ
こう尋ねると〈いる〉２０人〈いない〉１３人だった。理由を聞くと
〈いる〉２０人
・ＮＡＳＡで追跡しているから。そういうホームページを見た。
・ほしいな、と思ったものが、ちゃんと置いてくれてある。
・夜だしお店も閉まっているのにちゃんとプレゼントがあるから
・親がサンタさんだ、という噂が広まっているけれど、前に「サインく
ださい」と手紙を置いておいたら朝にちゃんとサインがあった
・サンタさんにコーヒーを置いておいたら、空になっていて「ありがとう。おいしかったよ」と書いてあった。
・家族全員英語が苦手なのに英語のメッセージが書いてた
〈いない〉１３人
・今年は高めのものをサンタさんに頼んだら、親が「それは△＊×＠…」と言ってきた。
・お父さんがトイザらスの袋を持っていって、包み紙から中身が透けて見えた。
・別の用でタンスの中をあさっていたら、プレゼントを隠してあるのを見てしまった。
・お父さんが車に乗って出かけて行った思ったら、いつも行くおもちゃ屋さんの袋持って帰ってきた。
・寝ている時に頭に何かが当たって「いてっ！」と思って目を開けたら見ちゃった。
班の中で議論しても結論は出ないので「バージニアの手紙」を読みきかせた。今から約100年ほど前にアメリカのある少女が新聞社に「サンタクロースは本当にいるのですか？ 新聞に書いてあることなら本当だとはいつもパパは言っています。本当のことを教えてください」と手紙を書いた。
この新聞社は少女の質問に社説で答え。その答えは「Yes,there is a Santa Claus」（サンタクロースはいるのだよ）であった。手紙のやりとりを読んで思うのは、大切なものほど目には見えないということである。世の中には、愛・思いやり・夢・優しさ等見えないけれど、確かに存在するものがある。
見えるものは移ろいやすく儚いものだ。本当に大切なのは、見えないもの・見えないところも心の働きなのかもしれません。
．指導案