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ノートに○をつけるときに、ちょっとしたイラストを入れるようになりました。描いた○に目や口をつけて、ちょっとしたイラストにしています。この赤ペンイラストをするようになって、○つけが楽しくてしょうがありません。自分の中に取り入れてよかった、と変われる喜びを感じています。
若くても、いわゆる「できあがってしまった人」がいます。自分はこのやり方なのだ、と自分の方法に固執する人です。その先生がどんなことをするのか、４月の段階で３月の子どもの姿までわかります。
でも、目の前の子どもを見て「この子たちには、この方法はどうだろうか」新しい指導法に触れて、誰の・どこの指導法であっても「よさそうだから」と試すことで、子どもも自分も変わっていきます。
数え切れない試行錯誤の末に自分らしい指導、自分にあった指導が見つかります。それは、大量の土砂の中からごくわずかな金の粒を探すようなもの。たとえわずかでも輝く砂金が、ようやく見える「自分らしさ」です。
「もう○年の指導はわかるから」と毎年同じやり方を繰り返すだけでは、何の成長もありません。赤ペンイラストという小さいですが、金の粒を見つけ、変われる喜びを感じています。
．指導案