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がんばれポポ

　　〜不とう不屈〜

森竹高裕

「がんばれポポ」というお話を学習した。風にふかれてタンポポの綿毛たちはそれぞれ旅立っていく。甘えん坊のポポだけは、お母さんと別れるの寂しくえ「いやだよう。ぼくはいつまでもいっしょにいたいよう」と駄々をこねる。
　
そういって旅立ったたポポは、岩の上にたどり着いた。暑くて寒くてつらい思いをしたが、ポポは頑張った。やっと広い野原についたポポは、春になるときれいが大きな花を咲かすことができた。
　
このようなお話である。ポポの姿から頑張る心を学んでほしいと願った。お話を呼んだところでこう尋ねた。

「お母さんと離れて暮らすのよ」と言われたとき、ポポはどんな思いだったでしょう　

絵に吹き出しを書かせて考える時間をとった。
　・離れたくないよう
　・お母さんとまた会たい
　・お母さんと一緒にたい
　・お母さん、お母さん
　・助けて
　・いっしょにいたいよう。なんで行かなきゃダメなの？
　
このようにお母さんと離れたくないという気持ちを書いた子がたくさんいた。発表している様子を聞いていると、まるで自分のお母さんと離れたくないかのように思えてくる。さてお母さんと別れるときの上の気持ちを考えた後で、一人ぼっちのポポのことを考えた。

ポポがひとりぼっ次で岩の上にいるときに、どんなこと思ったでしょう。吹き出しにポポの気持ちを書いてみましょう。　

一人ぼっちでいるポポと、頑張る自分というように、ポポの姿を自分に重ね合わせてほしいと願った。
　・暑いよ
　・こんな思い始めて
　・水がほしいよ
　・いててて
　・いたいよう。暑いよ。お母さん
　・夜は寒いし、昼はお母さんといたいな
　・商店街に入って水をのみたい
　
このように、つらいポポの気持ちがたくさん出された。でもポポは最後まであきらめない。やがて雨が降り野原に流れついたポポは春になってきれいな花を咲かせる。

春になってきれいな花を咲かせたポポはどんな気持ちになっただろう

　・きれいな花を咲かせたよ
　・お母さんポポは成長したよ
　・ママと離れたのはつらいけれど、きれいな花を咲かせてよかったな
　・もう寂しくないよ
　・バイバイ
　
このような思いを出したところで、授業の感想を書いた。