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鍋の少女２

鍋の少女の展開案です。一度目の実践から内容を変更し、工夫をしました。　

森竹高裕

１．今から８年前に阪神淡路震災という地震があったことを知っていますか。
　　そのときみんなは何歳でしたか？
２．「ありがとう。もう逃げなさい」の前まで、資料を読み聞かせる。
３．火が迫ってきたとき、お母さんは少女に何と言ったと思いますか。
　・早く助けて
　・こっちだよ
　・お母さんはいいから早く逃げなさい
　・心配はいらないよ
４．最後まで資料を読み聞かせる。正解は「ありがとう。もう逃げなさい」
５．３の質問では〈助かりたい〉〈逃げなさい〉の二つに意見が分かれま
　　した。お母さんは心の中で、本当の本当はどう思っていたのでしょう。
　・助かりたい
６．なぜお母さんは自分の気持ちに嘘をついて「逃げなさい」と言ったのか
　・子どもに助かってほしいから
　・自分のことよりも子どものことが大切だから
７．この少女は鍋の中にいるお母さんに何と言っていると思いますか
　・お母さん私を守ってくれてありがとう。
　・ごめんね。助けられなくて。
　・どうして先に死んじゃったの。お母さんがいないとさみしいよ。
　・お母さん今までありがとう。
８．自分のお母さんに手紙を書こう。


授業をやってみて、読み聞かせるだけでも十分だなと思いました。読んで聞かせるだけで、子どもはすべてわかりそうです。こね回す必要などないと感じました。