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「命の授業」で思ったこと

森竹高裕

道徳授業で２つ思ったことがあります。人体成分表が出てくる深澤先生の「命の授業」をして２つの感想を持ちました。

その１
「人の命は3000円でいいですか」の発問後、一番大切でない人に焦点を当て「人によって命の値段に違いがあってもいいですか」を考えさせる。
　→　意見が対立しました。違いがあってもいいと考えた子が多かった。
　　
その２
「パパはすごかった」（新聞記事）の資料が大変インパクトがありました。感動した子が多かったのです。ＴＯＳＳ道徳のネタとして使えないでしょうか。もう一つ違う授業ができそうな気がします。

河口さんの遺書全文　−原文のまま−

マリコ
洋慶
知代子
どうか仲良くがんばってママをたすけて下さい
パパは本当に残念だ　きっと助かるまい
原因は分からない
今５分たった
もう飛行機には乗りたくない
どうか神様たすけて下さい
（空白）
きのうみんなと食事したのは最後とは
何か機内で爆発したような形で煙が出て降下しだした。
どこえどうなるのか
洋慶しっかりたのんだぞ
（１ページ空白）
ママこんなことになるとは残念だ　さようなら
子供たちの事をよろしくたのむ
今６時半だ
飛行機はまわりながら急速に降下中だ
本当に今までは幸せな人生だったと感謝している