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「われた窓ガラス」という話を学習した。係の仕事しようとしたたくやが、誤ってガラス終わってしまう話である。こんなときガラスを割った子の回りで、いろんな言葉が飛び交う。そんな場面が容易に想像できる。さて、資料の前半（ガラスが割れてみんなが集まってくるまで）を読んで
・困ったな
・どうすればいいのかな
・俺じゃないよ
・あっ、われちゃった。どうしよう
どの子もたくやが「まずいなぁ」と心の中で思っていると考えた。次にたくやの回りに集まってきた人たちはどんなことを言ったか想像した。
・いけないだ、いけないだ。知らないよ。
・わるいだ、わるいだ。
・ダメなんだ、ダメだった。たくや君はわちゃった（と歌うと爆笑）
・今度はやらないでね
・あぁ大丈夫
・今度からやらないようにしましょう
このようにたくさんの予想が出された。どの子も発表したくて「はいはい」と一生懸命に手をあげていた。出された意見をよく見ると二つに分けることができそうだ。そこに気づかせたいと思い
・右は少し強い言葉、左はやさしい感じ
・右は悪い言葉、左は大丈夫？みたいな言葉。
・「今度からわらないようにね」は先生みたいな言葉
このように言葉がけにも二つがあることに気づいた。この話には続きがあること話すと「え、聞きたい」という。続きを予想させると、
< 優しく言った > ２０人 < 厳しくいった >８人 だった。
先 生：「静か。怪我なないですか」「よかった。みんなは離れなさい。 ガラスを片づけるから」
保健の先生：心配そうにやってきた。
用務主事：「どいた、どいた。危ないから、おじさんにまかせなさい」
みんな：「たくや君、わざとやったんじゃないよ。係の仕事のしようとしていたの」
こんな言葉がけをしたという続きを読み聞かせた。ここで
と尋ねてみた。文の中から的確に読み取ることができた。
・たくや君が悪くないことをちゃんと話してくれたから
・ガラスを割ったわけを話してくれた
・先生がガラスを片づけてくれた
・友達が優しく声をかけてくれた
・ほうきを持ってきてくれた
・わざとじゃないこと言ってくれた
・掃除機をかけてくれた
じつはたくや君は、転校生である。文章の最後にこんな文がある。”たくや君は、この学校に転校してきて本当によかったと思いました。”
みんなに優しくしてもらうことの嬉しさは何ものにも変えることができない。広幡に転入してきた子どもたちにもこのようなことがなかったか話をしてもらうことにした。
・わからないときにみんながいろいろ教えてくれた
・他の幼稚園から来た人と友達られた
・みんなといっぱい歌ったりしてうれしかった
・みんなが広小には何かあるちか教えてくれた
本校のことを誇りに思う子になってほしいと願っている。