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人は正直であることが求められる。また人を思いやることも大切である。では、正直であることと人を思いやることはどちらが大切なのであろう。こんな正直と思いやりについての学習をした。
・うそはよくない
・うそをつかれると心が傷ついてしまう。
・ショックを受けてしまう
・エイプリルフールでもやっぱりよくない
・狼少年のように、いつでもうそをついていると信じてもらえなくなる
このように嘘をつくことはよくないことだと全員が考えた。
・細い ・寂しい感じ ・物がない
・光があたらない ・カーテンがある ・部屋が狭い
・閉じこめられている ・布団が小さい ・寒そう、貧しい
・何もない ・暗い部屋 ・病院みたい
絵を見るとすぐにたくさんのつぶやきが聞こえてきた。たくさんのつぶやき
のあと、資料「カーテンの向こう」の前半部分を読み聞かせた。 前半部を読んだところで、ヤコブや「私」について尋ねた。
・窓から見るのが唯一の楽しみだし、景色を独り占めしたいから。
・ヤコブだけ自分しかみれない。自分だけが見ていたいから。
・その景色が好きだから。
ヤコブが死んで「私」がついに窓際のベットに移るときになったとき、さぞ喜び嬉しかっただろうということを確認してから、資料後半部を読んだ。「私」が期待に胸を膨らませて開いたカーテンの向こう側には、なんと冷たいレンガの壁だけがあったのだった。
・少しでも明るくしたかったんだ
・そんな馬鹿な。なぜだ、なぜだ、なぜだぁ
・うそ、何これ？ヤコブめ嘘をつきやがったな。レンガだ。でもヤコブ、私たちのために…
・え？レンガ。どうしてだ？外の景色が見れると思ったのに。ヤコブはずーっと嘘をついていたのか。なぜだ？
・ヤコブ、君は優しい人なんだね。私が馬鹿だった。君が死ねばいいなんて思ってしまって。
カーテンの向こうが冷たいレンガの壁であったことを確認してから
< 賛成 > ３４人
・病室の人に楽しみをあげようとしたから。
・景色のことをいって安心させたから。
・他の人たちに嘘をついていたけれど、希望や夢をあげた。
・あんまり本当のことをいうと、ショックを受けてしまう。あと１ヶ月の命でも、大丈夫といってあげることがある。
・嘘はついたけれど、みんなの気持ちをなくさないように。
しだいに自分の経験も交えて話をするようになった。
・試合に出るとき緊張するけど、友達に笑わされるとほぐれることがあった。
・本とか作ったようなのも嘘の話だけれど、暇なときは読んだりする。いい嘘もある。
・テレビとかで手術をする前、元気づけてあげる。難しい手術でも大丈夫だよといってあげたい。
・アンパンマンとかも作り話だけれど、小さい子には夢を与えている。
このように、嘘をついてはいけないけれども、嘘の中にはいい嘘もあるということがわかった。