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「どんな授業をしたい？」と尋ねると、子どもたちは必ず「楽しい授業がいい」といいます。
そこでこんな風にしてみました。
１ ４人グループで、班別学習をする。
６人班だが、学習班として４人編成を作る。机があるので６人では多い
２ ４人で話し合いをする。
３ 毎回「班別学習は楽しかった？」と尋ねる。
４ 楽しかったという班には、一人一枚ずつ小シールをあげる。
あらかじめ４枚ずつに切っておき、そのまま渡す。
５ どんなことを「楽しい」と感じた？と聞く。
６ 一斉学習でも「楽しい授業をしよう」と呼びかける。
５のように尋ねると
「家族で団らんしているときみたいだった」
「話がもりあがった」などが出てきました。
「うん、うん」と頷きながら話も聞いているのです。
別の学校で教えていただいた「家族で食べる夕ご飯のときのような話し方」が
ちゃんと出てきました。びっくりしました。
「話を聞いてくれる」もちゃんとやっていました。
これまでは、こちらから「夕ご飯のときの話し方だよ」と押しつけていたのが
子どもが楽しさを感じ「家族の団らん」という言葉を出したのです。
やはり楽しい授業というのは、こういうことなんだ、と確信しました。