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「家庭での学習について」

森竹高裕

家庭での学習時間はどれくらいが適当か 資料Ａ

1. 学習時間＝学年×１０分
2. いつまでもダラダラやらない

学習のやり方について

1. 自分で課題を選んでおこなう「自学」
2. テスト直しについて 資料Ｂ
3. 漢字・計算の練習のしかた 資料Ｃ
4. えんぴつのすすめ 資料Ｄ

資料Ａ 子どもの宿題について

「子供の宿題について」：柴田克美

　宿題というのは基本的にない方がよいと思っています。学校で全ての事項を理解し練習できればそれにこしたことはないのです。ですが現状では週五日制の問題もあり，習熟まで完璧にするのはっちょっとしんどい。だから家での練習いわばドリルが必要になってくるのです。　よくいわれる宿題のめやすというのは、学年×１０分です。つまり３年生だったら３０分です。本読みを１０分やって，計ドを１０分、漢ドを１０分が適当ではないでしょうか。「読み・書き・そろばん」というのはいつの時代でも学習の基礎です。ですから本読み１０分、計ド１０分、漢ド１０分を毎日やることで基礎力をつけていきたいと考えています。
　参考文献：「ピノキオ通信」（学級通信）

資料Ｂ　テスト直しについて

「テスト直しは大事です」：乗松繁好

　学校だから、テストがあります。どの子もテストは一生懸命取り組みます。しかし採点されたテストはあまり関心がないようです。点数が悪かったら、なおさらでしょう。　しかし、ここが重要なのです。×のついた問題を、放っておいてはいけません。テストはいってみればそれまで勉強してきたことのまとめの学習です。大事なことが、テストの中に凝縮されているのです。
　○をもらった問題は、そのことが理解できているのです。×は、理解できていないのです。だから×のついた問題は、必ず直して持ってくるように子供たちに言っています。しかし、直し２回目でも３回目でも、まだまちがえている子が多いのです。
「テスト直しをしても、一回できちんと青○がもらえなかった問題は、次回に同じ問題を出されても、またまちがえる」
「誤答を直す」・・・これをおろそかにしてはいけません。誤答は、それまでの勉強を間違えて覚えていたか、理解していないという結果なのです。だから十分時間をかけ，ていねいに直し、これまで間違えていたことに気づいて、正しい考えに修正しなければならないのです。
参考文献：「Adventures」（学級通信）

資料Ｃ 漢字計算のしかた

漢字練習のしかた

1. 使うのは漢字ノ−ト２行分
2. 空書きをする
3. 大きく一文字だけ書く
4. 一行文を使って，書き順をかく。
5. ５残りの一行にその漢字を使った言葉集めをする。

２．計算練習のしかた　(1) １マス目の中に数字を書く　(2) 線は線引きを使って引く　(3) 問題と問題の間を十分離す

資料Ｄ シャープペンの弊害

「シャープペンがなぜいけないか」

• 芯が折れやすいので紙に対してペンを垂直に持つようになる。
• 手首の動く範囲が狭くなる。
• 変化に富んだ（とめ、はね、はらい）が書きにくい。
• まる字になりやすく、きれいな文字が書けない。
• シャープペンを使わせるのなら、いいペンを一本だけ持たせるようにする