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学級づくりにグループエンカウンター

研究授業は、人の授業の論評をする場ではなく、自分を振り返る場  

森竹高裕


学級作りの柱の一つにグループエンカウンターを取り入れています。グループエンカウンターでは、ふりかえりが大事であることがわかりました。ふりかえりをすることで、よりよい人間関係が作られそうです。「グループエンカウンター事典」の中から、実践してみたいものを選んでみました。


■授業として扱いたいもの
A.いいとこさがし(p409)
(1)一人1枚カードを作り、4人分のカードを班ごと交換する。
(2)受け取ったカードに、友達のよいところをそれぞれ書く。一人2分×4。
(3)またカードを交換し、班の人と相談してよいところを2つ以上付け足す。
(4)カードを一覧にし「なるほど」と思ったところにシールを貼る。(一人10枚)

B.トランプの国の秘密(p400)
(1)全員で協力してトランプ地図を完成させてください。
(2)協力してまとまりについてシェアリングをする。

C.パッピーレター
(1)用紙にもらった人が嬉しくなるような、いいところ・素敵な所を書いてください。
(2)誰かからハッピーレターをもらったら、必ず返事を書かなければいけません。
(3)書いた手紙はポストに入れて、ある程度たまったら郵便やさんが配る。
(4)時間の最後に、ハッピーレターをホッチキスでとめてあげる。

D.無人島SOS(p398)
(1)無人島で必要なものを、まず自分一人で考える。
(2)班の人と話し合って意見をまとめる。
(3)最後にもう一度自分一人で考えてみる。

E.ダイヤモンドランキング
(1)各自がよりよい学級にするために大切にしたい順にダンヤモンドの形に並べる。
   わがままを言わない 仲よく遊ぶ 協力する 困っている人がいたら助ける 男女仲よく いばらない 
   ダメなことはダメという 人の話を聞く おもしろいことを言う
(2)班ごとに話し合って、一つの順位表を作る。 画用紙にポストイットを貼っていく。
(3)班の順位表について、なぜその順位になったか説明する。

F.いくつ(p438)
(1)ワークシートを2枚配り、1枚には自分に当てはまると思う項目に☆を4つ塗る。
(2)もう一枚をランダムに配り、名前の書かれた人について、☆を4つ塗る。
(3)自分の評価と友だちの評価を見比べてみる。

G.みんな違ってみんないい!(p460)
(1)ジャガイモを一つ選び、名前、生い立ち、家族、将来の夢を決めてあげる。
(2)それぞれのジャガイモについて仲間と紹介し合う。
(3)袋に戻し、もう一度自分が友だちになったジャガイモを見つける。


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