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| 「ちがう涙」 折原みと 気がつけば いつのまにか あの頃とは ちがう涙 あの頃とちがう 苦い涙 何でガマンするの？ どうして思い切り 泣けないの？ 小さな頃みたいに 声をだして 大人になる涙 少しずつ 心が硬くなっていく いつか泣き方も 忘れてしまう？ あの頃とは ちがう涙 ヒリヒリ痛い 今日の涙 |
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【 子供（コドモ）】には、 ［多くの子］という意味がある。 【 大人（オトナ）】は、【 大供（オトナ）】ではなく ［一人の人］という 意味がある 自分の足で歩きはじめた時、 子供（ボクら）は大人になるのだろう きっと （３２６） |
わくわく（総合的な学習）で「大人になるってどんなこと？」と尋ねました。
・ いろいろがまんする。
・ 家族を支える。
・ 好きな人ができる。
などの意見が心に残りました。「人生をあゆむ」の意見には「おー！」といううなり声があがりました。「人生って何？」できれば教えてほしいものです。折原みとさんもナカムラミツルさんも、大人について詩を書いています。
好きな人ができる、この考えを聞いたとき、ずっとずっと記憶のかなたにあった、あの頃の気持ちが蘇ってきました。そう、きっとこれも大人になること。
何でもあけすけだった子どもの心。でも大人になると、大切なものにはそっとオブラートをかぶせます。そっと心の中にしまっておきたい。そんな心を持ったとき、大人になったというのかもしれません。
チン毛がはえる、という意見には大笑い。でも二次性徴は、誰にでも起きる身体の変化で、個人差があるもの。決して恥ずかしいものではありません。自分の成長を素直に喜び、大人になることを楽しみにする子であってほしいと願っています。