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かつて（と言っても１〜２年前）「インターネットはからっぽの洞窟」と呼ばれていました。インターネットと騒ぐわりには、たいした内容があるわけではない。情報の正確性・一般性には難がある。一方、雑誌やテレビは多くの情報の中から精選されたものが載っているので信憑性が高い、と言われていました。
しかし、この認識をそろそろ改めなくてはいけないな、と私自身実感しています。コンピュータの世界は、日進月歩ならぬ「秒進分歩」です。インターネット上に信頼できる情報が急速に増えていることを感じます。情報を次々と公開していく日本人のマメさに感謝をせずにいられません。現在インターネットでは、こんなことまで調べることができます。
・転職を考え中、自分のキャリアで年収はいくらくらいが妥当だろうか
・明日、浜松に出張。浜松駅のそばですぐに予約が取れるビジネスホテルを見つけたい
・テポドンはどこに落ちたか
・地域振興件が配られる時期と金額を知りたい
・夫が不倫をした。慰謝料の請求方法は。
・コンサートのチケットをインターネットから入手したい
・酒の席で盛り上がる手軽なゲームを知りたい
・日本で一番すばる（星）がきれいに見られる場所を知りたい
・関東近県で一人8000円以下の予算で泊まれる露天風呂がある温泉旅館を知りたい
・東京の高級ホテルでディナーが１万円以下で食べられる場所を知りたい
・水曜日の夜にオーケストラができるサークルを知りたい
・無理なくダイエットができる方法を知りたい
・便秘にきく健康法が知りたい
・昨日居酒屋で飲んだカロリーが気になる。おでんや焼き鳥のカロリーは？
・夫が酒によって暴力を振るうことがある。どこかに相談したい
・お見舞いに持っていくときには、どんな花を持っていけばいい
・夢判断をしてくれるホームページはどこ
・女の子に好かれるメールの作法を知りたい
・顔写真つきで恋人や合コン相手をさがしたい
まさに家に居ながらにして調べることができます。しかし私たちが一つ気をつけなくてはいけないことがあります。それは、情報をそのまま鵜呑みにしてはいけないということです。日本政府公式サイト（ホームページ）から一個人のサイトまでインターネットはごちゃ混ぜです。マスコミ（新聞やテレビ）の報道よりその考え方の開きは大きいはずです。ですから、いろいろな情報を見比べ自分で判断をした上で情報を活用しなくてはいけないと思います。