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雨男と呼ばれても

大きな行事の責任者だと、天候のことでとかく言われがちですが、こんな一言に救われます。 

森竹高裕



運動会が無事終わりました。天候がずっと思わしくなく回りからは「雨男」とからかわれていました。冗談なのは分りますから
笑って受け答えていましたが、やっぱり心が痛みます。運動会準備も雨でほとんどできませんでした。その後の打ち合わせで、校長先生がこうおっしゃいました。

私も含めて教員は、不安になると「雨男」とか「今年来た人が…」と責任を人に転嫁しようとするクセがあるんだけれども、でも天気は人の力ではどうしようもないことなんだから当日の天気と相談しながらやっていきましょう。

体育主任として、自分(人間)にできることは手を抜かずにやってきたつもりなので、この一言は嬉しかったです。

昨年度の学級担任が運動会にみえました。教え子たちのと再開を楽しんでいました。言葉を交わしたときに「子どもたちの表情がとてもいいですね。先生が上手にやっているからじゃないかな」と言われました。何気ない一言(半分はお世辞)なのですが、この運動会の期間全てを通して、一番のほめ言葉と感じました。


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