シリウス/ 情報/ 懇談会 / 詩 /エッセー/発問集/そのほか /データ /

感動を呼ぶ編集のしかた

１年間の学級生活をビデオにとってまとめています。　　　　　　

森竹高裕

　１年間の思い出をビデオにまとめるときに、プロローグやエピローグをつくり、子どもの紹介をします。そのときに用意する素材は、次のものです。ＢＧＭとともに、一人ひとりの紹介や思いでのできごとが次々と流れていきます。見ている親は、涙が出そうになります。

• 子どもの顔写真（アップ、笑った顔、６年生なら小さい頃の写真も）
• 撮りためたビデオテープの中から、表情のよいところ
• 音楽集会などの合唱の音声

この３つの素材を組み合わせていきます。いくつか気づいたことは

• ＢＧＭに合わせて、映像をつくる（音声の時間と映像の時間が等しい）
• 一人ひとりの顔写真は、４〜５秒くらい
• ４月の始めに、顔写真を撮っておく（顔つきが大人っぽく変化する）
• ６年生だったら、１年の入学式や行事の写真を入れるといい。
• 卒業アルバムの写真を使わせてもらう。いい写真が多い。
• 写真（静止画）だけでなく、動きのあるビデオ（動画）をいれる
• 動画は、運動会・マラソンのストロボ映像や合唱の横顔がお薦め。
• 動画をモノクロやセピアにするといい。
• 静止画と動画の切り替えは、ミックスで切り替えるといい。
• タイトル→顔×５人→動画→顔×５人→動画、と繰り返すと飽きられない
• フェードインで始まり、フェードアウトで終わる。

手間と時間がかかりますが、できあがりは素敵なものになります。（自己満足かな？）見ていると「ああ、この子たちと同じ時代（とき）を一緒に生きたんだな」と感じます。できあがったビデオに、こんなメッセージを添えました

いい思い出をありがとう
いつまでも忘れないよ
同じ時代を生きた証を
一つでも多く残したかったから
何ものにも替えがたい２年間でした
また会える日を楽しみにしています
２０才になったら、一緒にお酒を飲みたいね