６年　社会・歴史 　　　貴族はどうやって農民を支配したか 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 森竹　高裕 平安時代の貴族の暮らしぶりは優雅なものである。貴族たちは優雅に暮らす ために農民たちから税を徴収していた。貴族が農民を支配している様子につ いて学習した。 発問１　教科書の絵を見てみよう。貴族は何をしていますか 　 　・けまり　　・船にのっている　　・釣りをしている 　・貢ぎ物をちょうど届けている　　・散歩している 　・鶏の戦いをしている　　　　　　・話をしている 　・何か遊ぶのが仕事みたい 発問２　貴族は全員働いていないようですが、食べるものはどうして 　　　　いたのでしょう。 　 　・税を集めていたから 　・農民から米とか食べ物をもらっていた 発問３　みんなが農民だったとします。一年間かかって作ったお米を 　　　　遊んでばかりいる貴族にあげようと思いますか。 　 < 苦労して作った米を貴族にあげたくない >　３４人 　全員の意見が一致した。農民は、あげたくもない米をどうして貴族に差し 　出していたのだろう。 発問４　貴族はどんな方法で、農民から税を取っていたのだろうか 　 　・農民を脅していた　　　　　・きまりを作った 　・武器で脅して無理矢理取た。「出さないと罰を与える」と脅した 　・脅す。刀を出して「米を出せ」「出さなきゃ殺す」とか言った。 　・ムチとかを持ってきて「痛い目に遭いたいのか」とか言われて脅される 　　から恐くなって嫌でも無理矢理働きもしない貴族にあげてしまった。 　・着るものとかくれた。仕事の余りない人に仕事をあげた。 　・税を払うかわりに農民が住めるところを作る。 　・天皇の親戚になった。 　・天皇がいい政治をしたんじゃないか 　・もしいい政治をしたんなら、この屋敷の絵の中に、塀とか見張りの人は 　　いらないと思う。だからあまりいい政治をいたとは思えない。 発問５　農民だってたくさんいたと思うんだよ。それに道具とかもあ　　　　ったから税を納めないことだってできたんじゃないかな。　 　 このような疑問を受けて、貴族がどのように農民を支配していたのかを表す資料を配った。 （資料） 貴族による農民の支配 ・ア　年１０日、都で働かせた 　イ　年６０日、国司につかえて、主に土木工事の仕事をした 　ウ　３年間、兵役の義務をさせた ・それを「租（そ）膚（よう）調（ちょう）兵役（えいえき）」といい　ます ・地方に．国司という役人をおきました ・作った米のいくらかを都まで持ってこさせました ・米以外に，その地方の特産物（食べ物や布など）を都まで持ってこさ　せた 　 　　　　　　　　　　資料「授業づくりネットワーク」（あゆみ出版）

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