森竹高裕
夜中に目をさました豆太はじさまのどんな様子を見たのだろう ・くまみたいに体を丸めてうなっている ・ころりとたたみに転げる ・歯を食いしばって、ますますすごくうなっている →医者様を呼ばなくちゃ 「じいさまぁっ」と「じさま」では言い方に違いがありますか ・「じいさまぁっ」のほうが、心配している ・「じいさまぁっ」と叫んでいる。 ・死んでほしくないと思っている。 あんなに臆病な豆太が、夜中に半道もの山道を医者様を呼びに走っていくときの気持ちを考えよう。 ・子犬みたいに体を丸めて ・表戸を体でふっとばして走り出した ・ねまきのまんま ・はだしで半道もあるふもとの村まで走った。 ・霜が足にかみついて足からは血が出た ・なきなき走った →（読みとれる豆太の気持ち） ・早く医者様を呼びにいかなくちゃ ・じさまがしんじゃいそう、早く医者様のところに行かなくちゃ ・急いで走らなくちゃ ・豆太はいたくて、寒くて、怖かったけれど、大好きなじさまのしんじまう方が、もっと怖かったから、泣き泣きふもとの医者さまへ走ったんだ。 豆太はなぜ、モチモチの木に灯がついたのを見ることができたのだろう |