国語 物語教材の学習問題づくり
物語教材の学習問題は、Ｑ＆Ａ問題を各自が作って班の中で問題を出し合います。まず班の中で話し合い簡単なものはそこで解決させます。解決できなかった問題が全体で学習する価値のある問題（学習問題）としてのこります。これを「○○さんの問題」として、授業の中に位置づけるとよいです。
（１）Ｑ＆Ａ問題を書きこみノートに書く。クイズ的なものも含め玉石混淆。
（２）問題の答えをまず自力で考える。
（３）作った問題を班で話し合う。答えが明確なものはそこで解決。
（４）班学習でわからない問題は画用紙に書いて掲示（○○さんの問題）する。
（５）教師が似ている内容を整理して分類する。
（６）全員で話しあう価値のある学習問題ができる。
例）４年生「白いぼうし」
①「白いぼうし」を読んで問題を作ろう
・Ｑ．チョウが飛んでいたところはどこか？ Ａ．団地の前の小さな花
・Ｑ．さし絵に描かれたチョウは何匹いるでしょうか。 Ａ．５０匹
・Ｑ．「よかったね」は、誰が言ったのか。
②作った問題を班の人で解き合おう。わからないときは、問題を残しておこう。
③わからない問題を全員で解こう。 →全体の学習問題になる
・Ｑ．女の子はなんで姿を消したのだろう。
・Ｑ．「よかったね」は、誰が言ったのか。