５年　　社会

　　　くらしと情報 ４ 〜テレビや新聞の人が大事にしていること〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 森竹　高裕

情報に関わる仕事をいている人々はどんなことを大事にしているのかについ
て考えた。まず、これまで学習してきた他の産業で働く人について思い出し
てみた。

これまでいろいろと働く人を勉強してきましたね。それぞれの 発問１　働く人は、どんなことを大切にしていたか覚えていますか？新 　　　　聞やテレビの人はどんなことを大切にしているのだろう。

< 農　　業 >　：おいしいもの、味のいいもの、新鮮なもの
< 漁　　業 >　：新鮮なもの、生きのいいもの、季節にあったもの
< 伝統工業 >　：伝統を大切にしている
< 自動車工業 >：新しい技術、かっこいいもの、便利なもの

など、それぞれの産業で大切にしていることが出てきた。これらをもとに、
情報の分野で働く人たちが大切にしていることは何かを考えてみた。

発問２　テレビやラジオで働く人が大切にしていることは何だと思いま 　　　　すか？

・新しい情報　　　　　　・時間を守る　　　　・真実を伝える
・興味を引く　　　　　　・間違えをしない　　・みんなが楽しむこと
・見てくれる人の気持ち　・人の心を傷つけるようなことを書かない
・うそをつかない　　　　・正しく早くわかりやすく
・見やすさ、わかりやすさ

このようにたくさんの要素が出された。どれが一番いいと思うか挙手させる
と、一番支持を集めたのは、「正しく、早く、わかりやすく」であった。そ
こで、

発問３　テレビや新聞の人は < 正しく早くわかりやすく > をなぜ大切 　　　　にしているのでしょうね。

　・うその情報が私たちに伝わったら、ためにならないから。家の人がニュ
　　ースを見るのはためになるからで、うそをつく番組はためにならないか
　　ら、だんだん見なくなる。
　・うそをつくと国民全体が困るから。
　・うそをついた情報を流すと、人々が変なことを覚えるから。間違えたこ
　　とをいわずにうそをつかない放送がだいじ。
　・全部反対のこと（うそのこと）だと見ている人が困るから。

< 正しいこと >　< 正確なこと >　< うそをつかないこと >　< 真実 >
などの大切さについて、次々と意見が出された。